Interview

宍戸 誠弥さん

代々木アニメーション学院
NSN飯田橋

日経育英奨学会で学び、働き、夢を追いかける学生たちの「いま」をお届けします。

宍戸 誠弥さん
宍戸誠弥さんのイラスト作品

時間を有効に使い、夢を目指す!

本誌 2027 年度パンフレットの表紙を飾る「イラストコンテスト」でグランプリを獲得したのは、代々木アニメーション学院に通う宍戸誠弥さん。配色や色使いに気を配り、人の目や心を惹きつける作品を意識したのだとか。地元を元気にするようなイラストレーターを目指す宍戸さんに、受賞の喜びや夢、新聞奨学生になって良かったことを聞きました。

ひと目で「新聞配達」を表現したとわかる作品を意識

Q

グランプリ受賞おめでとうございます。受賞作は、どのような思いで描かれたのですか?

A
まず、過去の受賞作を見て依頼者が何を望んでいるか分析しました。その上で、僕がいつも絵を描く際に大切にしている配色や色使いに気を配り、人の目や心を惹きつけるものを描きたいと思っていました。またキャラクターがメインではありますが、ヘルメットや新聞、ポストなど周囲を忠実に描くことで「新聞配達」を強調し、ひと目でどういう作品であるかが分かるようにと意識しました。
作業中の宍戸さん
Q

宍戸さんは代々木アニメーション学院のイラスト科に在籍し、イラストレーターを目指しているそうですが、プロとして絵を描きたいと思ったきっかけは?

A
高校3年生の時に、学校と地元の商店とが一体となって行われる課題解決型の授業で、ある店舗のイメージキャラクターを作ったのがきっかけです。地元のイラストレーターの方にも力を貸してもらってキャラクターを作り、ポスターやアクリルスタンドにして店舗に納品しました。その時のお店の方からの「ありがとう」という言葉が嬉しくて、イラストの道に進みたいと思いました。
Q

1年間代々木アニメーション学院で学んでみて、良かったのはどんな点ですか?

A
講師が全員現役なので、プロの漫画家やイラストレーターから指導してもらえるのが醍醐味です。技術面はもちろんですが、一対一で交流でき、相談しやすい環境が整っているのがありがたい。特に漫画家の講師の方には、日頃からたくさん相談させていただいています。
笑顔の宍戸さん

地元で地域を元気にできるイラストレーターを目指す!

Q

新聞奨学生になろうと思った理由は?また不安はなかったですか?

A
親に経済的な不安をかけたくなかったからです。ほかの奨学金制度と比べて、卒業後の返済が免除される点も魅力で、利用することにしました。寮生活を始める前は不安もありました。でも、専売所で代アニの同じ学科に通う先輩と出会えて、今はとても心強く思っています。
Q

仕事と学業の両立はいかがですか?

A
最初は日々の仕事に慣れなくて忙しく感じましたが、夏頃から何も考えなくても体が動くようになりました。それでも時間的には他の学生と比べてタイトなので、全ての物事に100%を注ぐことは難しい。限られた時間の中でいかに最大効率を出せるか、常に意識しています。新聞奨学生を経験したことで、時間ごとに頭を切り替えるのが上手くなりました。
Q

今後の目標を教えてください。

A
まず、次のステップの土台が固められるような会社で研鑽を積みたいと思っています。将来的には、地元に帰って、イラストやデザインで地域を盛り上げられるような仕事をするのが目標です。